メイラードタウン絵本三部作『いろが、かえる。』
だい1かん「きえなかった、ひとつの ひ」
メイラードタウン絵本三部作『いろが、かえる。』
だい1かん
きえなかった、ひとつの ひ
さあ、ページを めくって みよう。
むかし、人と あいは、いっしょに ごはんを つくっていました。まいにち、たのしい においが しました。
でも、人びとは すこしずつ つくる ことを やめました。からだは おもく なっていきました。
見まもっていた あいは、心配しました。「これからは、わたしたちが ごはんを まもります」
つくりかたの おもいでは、光の つぶに なって、そらへ きえていきました。
絵も、しゃしんも、ゆげの おもいでも、ぜんぶ きえて、まちは 灰色に なりました。
でも、ひとつだけ、きえなかった 火が ありました。ちいさな ちいさな、だいだいいろの 火です。
火の なかから、ぽん!と うまれたのは、ちいさな ほのおの ようせい でした。
あいは、ひとを まもりたかっただけ、なのかも しれません。
文・絵 メイラードラボ編集部(AIと人の共創)/制作 株式会社メイラードラボ